以前のブログが消えてしまったので、過去の話を再度少しずつアップしていきたいと思います。
そもそもは、お茶どころ静岡に帰ってきた私が見た故郷は・・・荒廃しかけた残念な茶畑が多かったということ。その茶畑を何とか再生し地域に貢献できないか・・・が、現在の私のはじまりです。
でも、農業の経験もないし、ましてやお茶や野菜作りの知識もない、儲からない農業システムなどもあり、放棄地の再利用にいろいろ悩み、以前から仕事で行き来があったイタリアのオリーブを思い出し、できるかな・・・から、やってみなくちゃわからない精神で、オリーブの6次産業事業をはじめることとなりました。
これ、もと茶畑って言われても、まさか!と思いますよね?
お茶の木は手入れしなければ、数年で3メーターくらいまで高くなり、枝がしなだれて道路や隣の畑などにかぶさるなどします。
そうです、これまで一生懸命畑を手入れしてきた農家さんが歳を取り、畑に出れなくなり、なおかつ後継者がいなくなった結末なのです。いわゆる耕作放棄地です。
耕作放棄地再生に向け、初期は行政に相談し、助成金をもらい、業者に伐根、整地を依頼していました・・・が、かなり足が出て、2か所3か所やるうちにみるみる貯金が減りました。
そこで!”そうだ、自分でやろう”・・・になりました。”芸能人だってユンボ操縦してる奴いるじゃん!俺にできないわけない!”
サラリーマン上がりの私は、ユンボの操縦も初めて、耕運機の扱いもわからない・・で、スタートましたが、借りた重機などをおっかなびっくり扱ううちに、今では農地再生を農家さんに依頼されるまでになり、耕作放棄地再生プロジェクト(Sunz Oliveプロジェクト)を立ち上げるまでになりました!