2022/01/09
オリーブオイルはどうやって食べるのがいいの?
・・・といったお声が多く聞こえますので、少ない知識と私個人の感想などを以後少しづつアップしていきたいと思います。
初回は、我々が生産する国産のオリーブオイルの背景からお話しします。
政府は1908(明治41)年にヨーロッパで食用、保存食品用、薬用、化粧品用など多岐にわたり流通していたオリーブオイルに目をつけ、魚の保存用オイルとして活用するために香川県、三重県、鹿児島県でオリーブ栽培試験を開始したとされております。なかでも香川県(小豆島など)が現在も続く成功した地区といってよいでしょう。もちろん鹿児島や熊本などでも現在も栽培が続く老舗産地です。静岡県はかなり後発ではありますが、今日ではかなりの数のオリーブ生産者さんがいます。
さて消費量ですが・・・日本国内のオリーブオイルの生産量のうち、純国産オリーブオイルは、なんと0.03%程度しかないと言われております。ほとんどが輸入のオリーブオイルなんですよ。(希少なんです)
だから研究もあまりされておらず、文献もほかの果樹や野菜と比べ、極端に少なく、我々生産者は日々勉強しながら栽培をしているのです。
・・・なんて、堅い話になってしまいましたが、次回からは、そんな希少なオイルの家庭での楽しみ方をアップしていきま~す。以後、よろしくお願いいたします。